同僚と女
湿度のせいか、疲れているはずなのに、なかなか眠れない・・・
ふと気が付くと、いつの間にか眠りについていたようだ。

目が覚めると、見知らぬ場所にいた。
あたりは薄暗く、夜なのか、夕方なのかわからない。
見渡していると、そこには同僚2人がいた。
「Aさん、Bさん、どうしたんですか?」
と尋ねるが問いには答えず、淡々と洗濯物を干していた。
あ、そうだ。泊まり込みで研修に来ていたところだ。
それにしても、こんなにたくさん洗濯物を干しているのに、換気扇も除湿器も使わないで乾かないよな・・・
そう思い、換気扇をいれたところ、Aさんが
「Bさんが換気扇を入れたら、圧がかかって大変だから、色々しないといけないって言ってたよ」
少し強い口調で言いつつも、なぜかAさんもボタンを押した。
するといたる所から換気扇が出てくるではないか。
結局押すんだ・・・そう思ったが研修を早く終わらせたい気持ちもあり、そのまま見ていると今度は奥の部屋に行った。

六畳間の更に奥に、大浴場のような広い浴室があり、あたりには介助用に使われそうな椅子などが無造作に置かれていた。
当たりは真っ暗で、部屋から差し込むわずかな明かりだけで、ほとんど何も見えない。
Aさんは浴室に入っていき、窓を開けた。
え、開けたら色々ダメじゃない?夢の中で窓を開けたら、悪霊系のものが入ってくるんじゃなかったかな・・・あれ、これは夢だっけ・・・
そんなことを考えていると、しばらく窓の外を見ていたAさんが突然、物凄い形相でこちらに向かって走ってきた。
あ、これはなんかまずいやつだ。そう思い、私も元居た部屋に向かい猛ダッシュ。
寝室のドアの前まで来て、Aさんを待っていると、すぐにAさんは走ってきた。そして、そのまま三組敷いてある布団の、一番手前へ横になりそのまま毛布の中に潜った。
布団の真ん中には既に誰か寝ていた。
なんだろう・・・そう思い、視線を暗闇に戻すと、ゆらゆら揺れながら、白いワンピース姿の女が走ってきた。

顔は髪で覆われており、はっきり見えない。ウェーブがかかった髪で、やや痩せている。
年齢は20~30歳代のように見えた。
「え?・・・生きてる人間?」
色々な疑問が浮かんだが、私も急いで一番奥の布団に横になった。
私が横になるのとほぼ同時に、女が部屋の入口に立っていた。
これ、最後に横になったわたしに来るパターン?でも、Aさん探してる?
と思ったところで目が覚めた。

時刻は2時・・・
良かった。金縛りにはなってない。気配すらない・・・ということは、Aさんか・・・
寝汗も引かず、夢ではあるがあまりにリアルな出来事で暫く眠りにつけなかった。
あとがき
一週間ぐらい前からAさんがよく愚痴を言うようになり、顔色も悪く何か憑いてそうだなと思っていた時に見た夢です。
後日Aさんにこの話をした所「私には関係ないよ」と疑問符を浮かべているようでした・・・
確かに、急にそんな話をされてもそうなるよね。と思いつつも、夢に出てきた存在がやけにはっきりしていたこと、Aさんを追っていたことから、Aさん絡みの念か何かの感情からくる生霊的なものだったのではないかと思った。
まぁ、私に憑いているものではないので、今回はこれで縁切り。
私も人間関係気を付けよう。
と思いながらその話題を終わらせたのでした。
夢の意味
●幽霊などに追いかけられる夢
精神的に不安定なときに見る夢。新しい変化を受け入れる気持ちの余裕がなく、息苦しい状態の可能性があります
おそらく今回はAさんを気にかけていたことで、少し何かに触れてしまったのかな。
あまり深追いせず、私自身も気を付けよう。


